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利尻町立沓形小学校 * 上の青色テキストか右のQRコード |
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沓形小学校では図書ボランティアの方が朝活動の時間に本の読み聞かせをしてくれています。
例年は時間をとって一斉にお礼の手紙を書いていましたが、今年度は感謝の気持ちを伝えたいという子が自由に書くというスタイルで取り組んでみました。ありがとうの気持ちは誰かに言われて表すものではなく、自然に心の中から生まれてくるもの。伝える場や方法だけを示して子ども達に任せています。すると、
毎日少しずつ増えています。ちょっと紹介すると
●しあわせの王子がおもしろかった。
●読んだことのない本や好きな本も読んでもらっておもしろかった。クジラとなまこもおもしろかった。
●読むときに強弱をつけたり、登場人物によって声を変えたりするのがすごいなと思いました。もっといろんな本を読みたいと思いました。
●『ヨシタケシンスケ』が特におもしろかったです。Nさんが今日読んでくれた『孫悟空』の続き、待っています。
●Aさんがよんでくれた『憲法の話』はぼくたちの生活にすごく関わることなんだなと思いました。
●ふだんか自分から読まないような本もあり、楽しかった。日本の物語だけではなく、外国の物語が新鮮でおもしろかったです。
●前は本がそんなに好きじゃなかったけど、読んでくれて本が好きになりました。ありがとうございました。
大変お忙しいお仕事の前に学校へおいでくださり、図書ボランティアの方には感謝しても感謝しても感謝し足りません。図書ボランティアはこれからも募集しています。ちょっとやってみたい。様子を見てみたいという方がいらっしゃれば、学校までご連絡ください。
さて、今日は算数の授業を見に行きました。
4年生はグループ学習で算数のまとめをしていました。立方体・直方体の展開図から平行な辺や面を探したり、辺と面の関係について調べていました。わからないところは教え合いです。説明する=言語化することで理解が深まっています。「垂直に交わる」「辺の長さが等しい」など正しい「算数言葉」を使わないとうまく説明できません。算数であっても言葉は大事です。
1年生はタングラムというのを学習しました。合同な直角二等辺三角形を10個つかって、大画面に示された図形になるよう組み合わせていきます。
「角」「頂点」「辺」「合同」などという難しい言葉は使いませんが、よ~く見てぴったりと辺と辺が重なるところや見本と同じ角の大きさになるところを探して作っていきます。組み合わせ方の正解もどうやら1つだけでないので、いろいろ挑戦したようです。パズル的な面白さが有りますね。
たけのこ学級では卒業してしまう6年生にあげるプレゼント用の箱を作っています。
合同な長方形が何組必要なのか?どことどこの辺がぴったりくっつくのか?目的意識を持たせながらワクワクして直方体づくりです。楽しみながら算数をしているところがいいですね。
最後は算数ではなく、国語・漢字の授業の紹介です。3月に入り新出漢字の学習は終了しました。しっかり定着させる時期です。といっても、何度も同じ漢字を繰り返して練習したり、漢字プリントを何枚も書くことは定着で必要ですが、そればかりでは漢字を嫌いにさせてしまう可能性も有ります。そこで2年生で楽しみながら取り組んでいるのは、漢字集めです。今日はどんな漢字を集めたのでしょうか。
教科書の巻末や漢字ドリルを何度も見ながら一生懸命調べてノートに書いていました。
2年間だけでこんなに「か」「き」で始まる漢字を学習したのですね。すごい!
2年生が作ったかるたの取り札です。どんな読み札でしょうか?
自分たちの町にちなんだかるたなので、利尻町沓形に住んでいる人ならわかる?
正解は
非常食はツギノバにある!
生活科の町探検で学習した成果が出ています。
続いて先日お知らせした宗谷美術展の特選をとった作品と、海の子作品展の特別賞をとった作品です。
どちらものびのびと、子どもらしい自由さ・柔らかさでとてもダイナミックな作品に仕上がっています。
最後は5年生の調理実習。ご飯と味噌汁を作りました。
味噌汁を味見させていただきました。煮干し出汁(ちゃんと頭とはらわたを取ってありました)が利いておいしいかったです。前期はおひたしを調理実習で作りました。これで独り立ちにむけた実践力がアップしましたね。
今日は午前中も午後からも会議があったため、ほとんど子ども達の顔を合わせられませんでした。とても寂しい一日でした。明日はその分、子ども達と共に有ろうと思います。
6年生への感謝の心がいっぱいつまった、楽しいひとときでした。
2月の在校生はずっと卒業生のことだけ考えていたかのような、発表でした。
1年生はこの1年間できるようになったことを伝えつつ、6年生をステージにあげて一緒に沓小ソーランを踊りました。
2年生は沓形小学校の校歌を演奏して、一緒に歌いました。あと何回6年生と一緒に校歌を歌えるのでしょう。名残惜しいですね。
3年生は6年生の一人ひとりとの出来事や関わりをクイズにしました。6年生が自分のことかな?と思っている様子が楽しかったですね。
4年生といえばダンス!ダンスを使ったイントロあて?やまちがい探し、無音の踊りだけで何の曲か当てるクイズを発表してくれました。最後は6年生一人ひとりにメッセージカードを贈呈していました。
在校生の大トリは5年生の「さよーなら、またいつか!」(米津玄師)の合奏です。
2024年末から練習に取り組んで、休み時間も練習した曲です。かなり難しかっただけあって見事な演奏でした。このチームワークで来年度の沓形小学校を引っ張ってくれることでしょう。
この他にも6年間の思いでアルバムが上映されました。成長がとてもよくわかったスライドショーでした。
最後は6年生のダンスバトルで在校生への感謝の気持ちを表しました。
やっぱり6年生の踊りはかっこいいですね。さすが!
今回の各学年の取組について担任から話を聞いて大切だなと思ったことは、自分事として、自分たちで作り上げることです。6年生に(在校生に)感謝を伝えるために自分たちができること、アイディア・伝え方を子ども達の中から出させることと、その練習や準備も自分たちの力で作り上げてきました。いろいろうまくいかないことや想像と違うこともあったりしながら、自分たちで育てたアイディアや発想を自分たちで叶える・作り上げる、そんな取組ができた6年生を送る会でした。
準備が着々とできてきました。
各学年の出し物は少ない時間の中で、6年生へ感謝の気持ちを最大限表せるよう練習してきました。
朝活の時間や休み時間も練習していた子ども達もいます。
どんな出し物になるか?6年生へのメッセージはどんな言葉が語られるのか?
当日のお楽しみです。
もちろん6年生も在校生の感謝に応えて、熱いメッセージを送ってくれると思います。
今回は学年の発想にまかせた壁面や入り口の飾りとなっています。
これも心を込めて作ったものばかり。6年生との思い出を語り合いながら紙の鎖や花を作っていました。
今日は放課後に全職員で飾り付けや会場の準備をしました。
気のいいALTのN氏もお手伝いしてくれています。運動会や学芸会もお手伝いしてくれるN氏。
子ども達が帰るときも玄関で児童全員に「See you!」と見送ってくれます。
支援員さんたちも飾り付けや椅子並べ等を手伝ってくれました。本当にありがたい!
子ども達の感謝の気持ちと沓小職員のチームワークで、明日の6年生を送る会を迎えます。
たくさんのご来場をお待ちしています。(椅子も120脚は用意していますよ)
<保護さの皆様へ>
あんしんメールで明日の駐車場について連絡を送信しています。
暖気が入り、足下が非常に悪くなる予想です。気をつけてご来場ください。
タブレットを使って漢字練習!
けっこうシビアに採点されるので、ちょっとしたトメ・ハネやつけなど、雑に書くと花丸がもらえません。花丸をもらえるよう丁寧に書いています。何回練習したかのカウントもしてくれます。これはこれで便利ですね。市販ドリルについてくるアプリです。
こちらは4年生の国語「木竜うるし」(劇の台本)50年前くらいからある題材で、自分も友達と読み合ったり、人形劇にした記憶があります。今日は単元の第1時間目と言うことで、学習計画を立てています。いつどんなことに取り組むのか、見通しを立てて学習することは「主体的に学習する」ことに繋がります。(「ねぇ、先生今日はなにするの?」といいながら毎時間授業を始めることはなくなるでしょう)
さて、今日の3時間目は在校生で卒業式の歌の全体練習です。練習は前回のパート練習を合わせると2回目です。2回目にして全体練習できるくらい完成度が高かったのです。本当にいい声で、いい顔で合唱しています。
もっともっとよくするために、発声の仕方やよい姿勢の基礎を進めると共に、言葉のまとまりや意味をどうやってメロディーに乗せていくか、作詞・作曲の教頭先生の身振り手振りを交えた熱血指導が続きます。
ご存じの通り、合唱は体力が大事です。1時間いっぱい練習した子ども達は疲れと共に、やりきったいい表情だったのがとても印象的でした。教頭先生も「明日でも卒業式いいね」と言っていました。
いやいやいや、まだまだ!子ども達全体の様子を見ると、もっと魂のこもった歌声が響かせられそうですよ。
足りないものは・・・ 各学級で答えを探してもらいます。
それでも十分、きれいな歌声でした。
昨日からのプラス気温で溶けた氷の路面が、再び凍ってつるつると面になっています。
学校近くの利尻町除雪センターの方から転倒防止の砂をいただきました。
滑って転んでいる子ども達を見て心配してくださっていたそうです。
町のいろんな方が子ども達を見守ってくださっていて、とても心強いです。
ありがとうございました。
3連休明けの火曜日。6年生の出席は2名だけの寂しいスタートです。
他の6人は利尻町社会教育の「わかば」の活動で東京都利島村へ交流に行っています。本日帰島予定です。
だから今日の教室はこんな感じです。
担任の先生とALTの先生と4人で学習です。タブレットを使って英単語のゲームに取り組んでいます。
中休みは児童集会があり、宗谷美術展と海の子作品展の表彰でした。
宗谷美術展では1年生の児童が特選を受賞しました。
他、入選や準特選も多数選ばれました。
海の子作品展では北海道金融広報委員会会長賞(3年生書写の部)を受賞しました。
漁協組合様からは海の子作品展に関わって図書カードを学校に贈呈していただいてます。
有効に活用させていただきます。
さて、今週末はいよいよ6年生を送る会です。各学級の出し物や飾り物の準備が進んでいます。
参観日も兼ねていますので、たくさんのご来校をお待ちしています。
ただ、当日暖気が入るようで駐車場の確保や状態が心配されます。
足下に気をつけながら、ご来校ください。
毎週金曜日の中休みは全校遊びの日。
今日は学年ではなく、保健体育委員会の企画で「雑巾がけリレー」でした。
縦割り班ごとの対抗戦です。人数にバラツキがあるので、2回走る子が出てきます。
あるチームは全員が2回走ることになってしまいました。
4・5年生の保体委員です。6年生の委員もいたのですが、もうすでに一線を退いて見守る立場になっています。次期リーダー・サブリーダーが競技説明などしてくれました。
やったことがある人はご存じですが、かなりきつい運動です。太ももの前面がパンパンになります。
これはとってもいい運動になりますね。
「がんばれー!」という声援が自然に出てくるところが沓形小学校のいいところ。
さらに、もっといいところは最後のチームがあきらめないで走り続ける姿とみんなが拍手で応援する姿でした。すてきな沓形小学校の子ども達です。
卒業に向けた取組の第1弾が本日始まりました。
在校生による卒業歌「あしあと」の合唱練習です。
1・3・5年生の主旋律と2・4・5年生のアルトパートによる2部合唱です。
卒業の歌と言えば「旅立ちの日に」や「Beileve」などが有名ですが、沓形小学校はなんと言っても「あしあと」です。とっても気持ちを込めて、思い出を辿りながら歌うことができます。そんな唯一無二の卒業の歌「あしあと」は現教頭先生が作詞作曲したものです。きっとこれからも歌い継がれていくことでしょう。
利尻島で受け継がれるものと言えば、なんといっても「こんぶ」です。
昆布漁はどのようにして行われるのか?商品になるまでにどんな手間が掛かっているのか?
昆布の根元と先の方ではどちらが味わい深いのか?利尻っ子なら誰でも知っています。
なぜなら「こんぶの話」として島内の3・4年生が学習するからです。今日の講師は沓形小学校の保護者であり、漁業士会ノースフラッガーズ代表でもある小坂さんでした。
加工の仕方についてレクチャーを受けた後、本物の昆布で一人ひとり加工してみました。
ときどき切れ端を口にして味見をしながら作業をしていました。できあがった昆布は今日のお土産です。今日は昆布だしの利いたおいしい味噌汁でしょう。
さて、昆布だしの利いた味噌汁は本当に見極められるか?最後に味比べに挑戦しました。昆布だしの利いた味噌汁と、そうでない味噌汁の飲み比べです。
私も挑戦してみました。もちろんすぐにわかりました。やっぱり利尻昆布はひと味ちがうな~。
さて、正解発表の時間です。Aの味噌汁だと思った子は何と沓小の2人。Bの味噌汁だと思ったのは他の全員。正解はBだったのですが、まわりに影響されることなく自分の考えを堂々と貫き通せる2人はとても立派だなあと心強く感じました。
こうして子ども達にまた利尻のよさを感じられる貴重な時間をいただきました。ありがとうございました。
沓形小学校の授業、とくに算数では自分で解決する時間と友達と関わり合いながら解決する時間を大事にした授業を進めています。先日の校内研修で反省をしたときには、全ての学級で共通した取組ができ、効果が上がっていることが確かめられました。
2年生の算数の授業「図を使って問題を解こう」
ノートにリボン図を書いたり、教科書に自分で大切だと思うところに印をつけて自力解決を図りました。
自力解決したことを友達と伝え合ったり確かめ合ったりしながら、理解を深めていきます。
この問題を解くのは足し算なのか引き算なのか2つの意見が出たときも、友達と理由を出し合って解決していきました。人にわかるように説明できるようになると、より深い理解と思考が生まれます。
また、リーダー学習というスタイルも取り入れており、子ども達が自分たちで課題を確かめ挙手・指名もしています。自分たちから学びを前に進める授業づくりとなっています。
「次は誰に当てようかな?」
学校教育目標にある「自ら学び 仲間と学び・・・」の授業スタイルです。
さて、昨日はさらに島の先生方の学びがありました。
Google for Educationの日本統括の方よりICTの利活用について実技を交えながら研修を行いました。
一人一台端末によるGIGAスクールとなって、教室や家庭学習でも先生方の校務でもICTが到るところで活用されるようになってきました。本当にいろいろ便利なアプリが出ていて、「あったらいいな」が形となっています。日進月歩の技術革新(こういった言い回しは昭和チックですが)で先生方も随時アップデートしていかなくてはなりません。便利なアプリに使われるのではなく、使い倒せるようしっかり研修させていただきました。
この日本統括の方は昨日は石川、今日は利尻と日本中を飛び回っていて東京本社にいることがあまりないのですが、部下は100人以上いてグーグルを使って会議や指示を出して会社を動かしているそうです。グローバルな話や未来の教育技術など夢のあるお話を少しだけ聞かせていただきました。こういった方が子ども達と未来にむけた夢の作り方など方っていただけたら、大きな学びになったことでしょう。後から気づいてちょっと残念でした。
スマホで撮影したものを拡大していますので、画質が非常に悪いです。ご了承ください。
開会式
たくさんの子ども達が参加していました。この日までに一生懸命練習したそうです。
努力する姿は美しい!